アンテノールについて Concept
創業45年をこえて。
職人が心を込めた洋菓子づくりを
これまでも、これからも
わたしたちは
神戸生まれのパティスリー
“アンテノール”です。
和と洋の文化が融合する港町、神戸。
「日本一の洋菓子をつくりたい」という
ひとりの菓子職人の思いから、
1978年、異人館で知られる神戸北野に
誕生したアンテノール。
“アンテノール”という店名は
争いをもたずに平和を導いた
ギリシャ神話の知将の名から付けられました。
私たちのお菓子で
“たくさんの人々に幸せをお届けしたい”
という想いが込められています。
いつも笑顔やだんらんのそばにある洋菓子をめざし、
愛され続けてきた伝統のおいしさを、
どこまでも突き詰める。
熟練した職人のていねいな手仕事によって、
時代をこえて生まれ変わり続ける
「新しいクラシック」を神戸の地からお届けします。
“アンテノール”誕生までの歩み
Anténor History & Origin-
「日本一の洋菓子をつくりたい」。ひとりの菓子職人が、兵庫県尼崎市に7坪の小さな洋菓子店を開いたのは1966年のことでした。当時の日本には洋菓子店はまだ数少なく、バタークリームのケーキが主流の時代。そんな中で、「生クリーム」にこだわり、乳業メーカーとオリジナル生クリームを開発して「生シュー」をつくるなど日本ならではの洋菓子を手がけ、地元の人たちに愛されるお店として育っていきました。試行錯誤を重ねながらお客様とともに歩んだ、創業当時の年月は、「たくさんの人に幸せをお届けしたい」というアンテノール誕生への原点になりました。 -
「西欧に負けない、本物の味わいを」と、さらに素材や製法にこだわった本格的な洋菓子店へと進化を目指し、1978年 和と洋の文化が融合する港町、神戸北野にアンテノールが誕生しました。選りすぐった四季折々の素材の力を存分に引き出し、ヨーロッパの洋菓子をルーツとする「日本の洋菓子」を職人の手と心をかけて作りあげてきました。「たった1つのケーキでも、お客様の唯一無二の思い出をつくることができる」という創業者の言葉を胸に、上質の素材選びから組み合わせに至るまで妥協しないおいしさを追求し続けています。「お菓子を通じて人々の笑顔をつくりたい」。それが、神戸の地からみなさまに届けたい、私たち「アンテノール」の想いなのです。
「本物を追求する」職人たちの技術力
Anténor Spirit & Skill-
毎年、全国の洋菓子コンテストやジャパンケーキショー東京など、数多くのコンテストに職人たちは積極的に参加しています。これまでの入賞者は延べ850以上に及びます。特に2009年世界パティスリーでは、商品開発パティシエの野田朋宏が3名の日本チームの一員として選抜され、世界8か国の対抗で日本チームを優勝に導く業績を残しました。何事にもチャレンジし続ける姿勢は、アンテノールの職人の誇りとして引き継がれています。 -
アンテノールの職人たちは40年前よりヨーロッパ各国へ技術研修へ行き、現地での新しい素材や、お菓子の表現、トレンドなどにふれ感性を高めています。特にシュプリングリ(スイス)、ハイネマン(ドイツ)、ヴィタメール(ベルギー)との技術交流の歴史は長く、2018年~2019年にかけてはオリヴィエ・パジャール氏(フランス)のもと、12人の職人がヨーロッパでの修行に赴き学びを深めました。職人たちが、常に本物を追求し学び続けることで、アンテノールの新しい美味しさを生み出しているのです。